10月17日のＮＹ為替概況

　17日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円89銭から148円57銭まで下落し、引けた。予想を下回った米10月NY連銀製造業景気指数受け景気減速懸念が強まったほか、英国国債相場の上昇に連れた米国債券買いで、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。英国のハント新財務相が減税計画撤回を発表し、同国信頼回復に努めたため債券買戻しが加速し米国債も連れ高。ただ、リスク選好の円売りや連邦準備制度理事会（FRB）の大幅利上げを織り込むドル買いも強く下値は限定的。

　　
ユーロ・ドルは0.9728ドルから0.9852ドルまで上昇し、引けた。

　　
ユーロ・円は144円84銭から146円55銭まで上昇。NEW_LINE__
　
ポンド・ドルは1.1287ドルから1.1439ドルまで上昇した。英国のハント新財務相が減税計画撤回を発表したため財政悪化懸念を受けたポンド売りが大きく後退。


　　
ドル・スイスは1.0024フランから0.9944フランまで下落した。_NEW_LINE_　　
　
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　　　[経済指標]　　・米・10月NY連銀製造業景気指数：-9.1（予想：-4.3、9月：-1.5）

　　
＜KY＞