16日の日経平均は大幅反落した。日足ローソク足はマド空けを伴って陰線で終了。株価上方では25日移動平均線が再び下向きに転じ、パラボリックの売りサイン点灯とともに下落圧力の強まりを窺わせた。週足ローソク足は大陰線を示現し、終値は52週線やその下を走る13週線を下回った。一目均衡表では終値が雲上限を下回ったほか、遅行線は弱気シグナルを増大した。来週は遅行線の応当日株価が22日に29222.77円まで切り上がるため強気シグナル再開のハードルは一段と高くなるため、地合い悪化が進行するリスクへの警戒が必要となろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅反落、パラボリ売り点灯し52週線割れ