ドル・円オプション市場で変動率は低下。ドル・円相場の上昇に伴うオプション買いが後退した。

リスクリバーサルではドル・円下値ヘッジ目的の円コール買いが強まった。1カ月物では、8月終わり以来で初めて円コールスプレッドが円プットスプレッドを上回った。

■変動率
・1カ月物14.37%⇒13.76%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物13.14%⇒12.69%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物12.44%⇒11.96%(08年10/24=25.50%)
・1年物11.76%⇒11.33%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物−0.14%⇒+0.03%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物−0.40%⇒-0.3%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物−0.50%⇒-0.46%(08年10/27=+10.71%)
・1年物−0.66%⇒-0.64%(08年10/27=+10.71%)

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 [ドル・円通貨オプション]変動率低下、ドル・円相場上昇受けたOP買いが後退