NY外為市場でユーロ買いが優勢となった。ユーロ圏8月消費者物価指数速報値が予想以上の伸びとなったため、欧州中央銀行(ECB)が来週開催を予定している理事会で75BPの追加利上げに踏み切るとの思惑が強まりつつある。

ユーロ圏8月消費者物価指数速報値は前年比+9.1%と、伸びは予想を上回り統計開始以降で最大を記録した。

ユーロ・ドルは0.9983ドルから1.0027ドルまで上昇。ユーロ・円は138円42銭から139円14銭まで上昇し日中高値を更新した。ユーロ・ポンドは0.86ポンドから0.8625ポンドまで上昇し7月4日来の高値を更新。ユーロ・スイスは0.9780フランから0.9822フランまで上昇し7月26日来の高値を更新した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ買い優勢、ECBの75BP利上げ織り込む