23日の日経平均は4営業日続落した。ローソク足はマド空けを伴う陰線を描いて下降2日目の5日移動平均線を下放れ、下ヒゲはパラボリック陰転値まで70.68円に迫った。
東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は117.45%と120%ラインを下回り、過熱感の解消が進んだ様子を窺わせた。25日線や13週線は株価下で上向きをキープし、一目均衡表は三役好転後の強気形状が続いているが、パラボリック陰転値(24日は本日安値比1.17円高の28396.47円)割れによる短期下落局面の長期化リスクにも警戒が必要となろう。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:4日続落、騰落レシオ120%割れで過熱感解消