欧州中央銀行(ECB)ショナーベル理事はロイターとのインタビューで「物価圧力が速やかになくなることはなく、短期的にはペースを加速する可能性がある」と述べた。また、「最近のデータによると、7月に我々が感じた懸念は和らいでいない」と、9月の定例理事会での大幅利上げを示唆。これを受けて短期金融市場はECBの9月会合での50BPの利上げを織り込んだ。

ただ、ユーロ買いは限定的。ユーロ・ドルは欧米金利差拡大観測に伴うユーロ売りが強く、1.0185ドルから1.0112ドルまで下落後も戻りが鈍い。ユーロ・円は137円40銭から136円56銭まで下落。ユーロ・ポンドは0.8426ポンドから0.8442ポンドまでじり高推移した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ユーロ買い限定的、ECBの9月理事会で50BP追加利上げ織り込むも