17日の米株式市場でダウ平均は171.69ドル安(-0.50%)、ナスダック総合指数は-1.25%、シカゴ日経先物は大阪日中比185円安の29005円。為替は1ドル=135.00~10円。
米10年債利回りが約1カ月ぶりに一時2.9%台まで上昇し、ハイテク株が下落したことで村田製<6981>、新光電工<6967>、TDK<6762>、リクルートHD<6098>、マネーフォワード<3994>、JMDC<4483>などの電子部品株、グロース株に売りが出そうだ。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2.48%と大幅に下落しており、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>も弱含みとなりそうだ。一方、ディフェンシブ銘柄の東洋水産<2875>、味の素<2802>、ヤクルト本社<2267>などは相対的な観点から選好されそうだ。ほか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティングを「中立」へと引き下げた太陽誘電<6976>が売られやすい一方、ジェフリーズ証券がレーティングを「買い」に引き上げたUACJ<5741>は買われやすいだろう。ペイペイ登録者数が5000万人迫ると伝わっていることでZHD<4689>も好感されそうだ。配当予想を増額したアークランドサカモト
<9842>も強含みとなろう。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:UACJやZHDなどに注目