(13時50分現在)

S&P500先物      3,957.40(+20.7)
ナスダック100先物  12,313.50(+64.1)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は150ドル高。アジア株高の波及も予想され、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


19日の主要3指数は急反発。序盤から買い優勢で上げ幅を拡大する展開となり、ダウは754ドル高の31827ドルと高値近くで引けた。この日発表された住宅建設許可件数が年率換算で予想を上回り、回復持続が好感された。また、決算発表でネットフリックスは契約者数の落ち込みが顕著になったものの、7-9月期は上昇に転じる見通しを示し買いを集めた。全般的に金融引き締め加速への懸念は弱まり、楽観ムードが広がった。


本日は底堅い値動きか。来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、0.75%利上げを織り込む展開が予想される。前日の大幅高で調整の売りが出やすい半面、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速への思惑は後退し買いが継続する可能性もあろう。全般的に方向感は乏しいが、金利高が抑制されればハイテク関連の買い材料に。一方、今晩はテスラの決算発表が予定され、好業績なら電気自動車の関連銘柄が相場をけん引しよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 米国株見通し:底堅い値動きか、大幅利上げ観測の後退で