米5月製造業受注は前月比+1.6%となった。伸びは4月+0.7%から縮小予想に反し拡大した。
同時刻に発表された米5月耐久財受注改定値は前月比+0.8%と、予想外に速報値+0.7%から上方修正され伸びは1月来で最大となった。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除いた非国防資本財の出荷は前月比+0.8%で速報値から変わらず。
予想を上回った結果を受けて、米国相場は伸び悩み。10年債利回りは2.8%から2.83%へ上昇した。ドル・円は135円60銭から135円91銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0300ドルから1.0252ドルまで下落した。

【経済指標】
・米・5月製造業受注:前月比+1.6%(予想:+0.5%、4月:+0.7%←+0.3%)
・米・5月耐久財受注改定値:前月比+0.8%(予想:+0.7%、速報値:+0.7%)・米・5月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.8%(速報値:+0.8%)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米5月製造業受注/耐久財受注改定値、予想上回りドル買い強まる