個別銘柄戦略:INPEXやファーストリテなどに注目
FISCO 2022年06月03日 09:04:00
2日の米株市場ではNYダウが435.05ドル高の33248.28、ナスダック総合指数が322.44pt高の12316.90、シカゴ日経225先物が大阪日中比315円高の27775円。為替は1ドル=129.90-130.00円。米ハイテク・グロース(成長)株の大幅反発を支援要因にレーザーテック<6920>、エムスリー<2413>、ベイカレント<6532>、ラクス<3923>など主力から中小型まで含めてハイテク・グロース株に買い戻しが入りそうだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長によるタカ派発言も伝わっており、今晩の米5月雇用統計を前に積極的に上値を追う展開は期待しにくいだろう。OPECプラスが原油増産拡大で合意したものの、実際の供給量の実現には疑問符がついており、原油先物価格は高止まり、これを受けてINPEX<1605>には押し目買いが向かう可能性がある。5月既存店売上高で順調な回復が確認されたファーストリテ<9983>、良品計画<7453>、アダストリア<2685>、Uアローズ<7606>、ABCマート<2670>などには買いが入りそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:INPEXやファーストリテなどに注目 」