大阪取引所金標準先物 23年2月限・日中取引終値:8028円(前日日中取引終値↑19円)

・推移レンジ:高値8064円-安値8021円

21日の大阪取引所金標準先物(期先:23年2月限)は上昇した。

昨日の海外市場で上昇一服となった米長期金利が今日も落ち着いた動きとなり、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方が広がった。こうした中、金先物は昨日の日中取引で100円を超す大幅下落となったことから押し目待ちの買いが入りやすく、今日の金先物は買いが先行した。一方、午後の外為市場で一時1ドル=128円00銭台と昼前頃に比べ50-60銭ほど円高・ドル安に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識され、今日の金先物は午前の時間帯に高値をつけた後は上値の重い展開となった。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 大阪金概況:上昇、米長期金利の上昇一服など映すも上値の重い展開