個別銘柄戦略:JALや三菱重工などに注目
FISCO 2022年04月14日 09:06:00
13日の米株式市場でNYダウは344.23ドル高の34564.59、ナスダック総合指数は272.02pt高の13643.59、シカゴ日経225先物は大阪日中比70円高の26950円。為替は1ドル=125.50-60円。原油先物相場の上昇を受けてINPEX<1605>や三井物産<8031>の続伸が期待される。米航空会社のデルタの決算を受けた株価上昇を刺激材料に、JAL<9201>やANAHD<9202>などに買いが波及しそうだ。ウクライナ情勢を巡る戦闘激化の長期化が予想されるなか、三菱重工<7011>、IHI<7013>も堅調に推移しよう。一方、米銀大手のJPモルガンの第1四半期決算が市場予想を下回ったことや、ダイモンCEOが経済に対して悲観的な見解を示したことを背景に、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>は軟調となりそうだ。また、市場予想を下回る今期見通しを示したABCマート<2670>、業績予想を下方修正したサイゼリヤ<7581>、クリレスHD<3387>などはネガティブ視されそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:JALや三菱重工などに注目 」