7日の米株式市場でNYダウは87.06ドル高の34583.57、ナスダック総合指数は8.48pt高の13897.30、シカゴ日経225先物は大阪日中比155円高の27055円。為替は1ドル=124.10-20円。米金融政策やウクライナ情勢など外部環境の不透明感がくすぶるなか、製造業などの外需系主力株のほか、高バリュエーションのグロース(成長)株には依然として買いが入りづらい。ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>、ラクス<3923>、Sansan<4443>などはもみ合いとなろう。前日の米株市場での物色動向を映して、塩野義製薬<4507>、第一三共<4568>、アステラス製薬<4503>などの製薬関連のほか、日清食HD<2897>、ヤクルト<2267>、味の素<2802>などの食品関連といったディフェンシブセクターに逃避資金が流入しそうだ。景気動向に左右されにくいCTC<4739>やNTTデータ<9613>などのDX関連も底堅い展開が予想される。そのほか、上半期好調な着地となったSHIFT<3697>や、第1四半期が順調な進捗となったOSG<6136>、今期2ケタ増益見通しを示したリソー教育<4714>やC&R<4763>なども好感されそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:SHIFTやリソー教育などに注目