日経平均は129円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日までの3営業日続落で1700円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、ロシアによるウクライナ侵攻の先行きが見通せず、投資家のリスク回避姿勢が強まっていることに加え、昨日の米市場でWTI原油先物価格が一時1バレル129ドル台まで上昇するなど原油価格の高騰が止まらず、エネルギー価格の上昇が世界経済の下押し要因となるとの警戒感が継続し、またインフレ加速も強く意識され、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は129円高、寄り後はもみ合い