米労働省が発表した米先週分新規失業保険申請件数(2/26)は前週比1.8万件減の21.5万件と、前回から予想以上に減少し昨年最終週来の低水準となった。米失業保険継続受給者数(2/19)は147.6万人と、前回147.4万人から減少予想に反して増加。

同時刻に発表された米10-12月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率+6.6%。上方修正予想に反し速報値の水準を維持。同期単位労働コスト改定値は前期比年率+0.9%と、予想外に速報値+0.3%から上方修正された。前期+10.6%からは鈍化。

米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは1.84%から1.87%まで上昇した。ドルはまちまち。ドル・円は115円73銭から115円60銭まで反落。ユーロ・ドルは1.1065ドルまで下落後も1.10ドル台後半でもみ合い。

【経済指標】
・米・10-12月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+6.6%(予想:+6.7%、
速報値:+6.6%)
・米・10-12月期単位労働コスト改定値:前期比年率+0.9%(予想:+0.3%、速報値
:+0.3%)
・米・先週分新規失業保険申請件数:21.5万件(予想:22.5万件、前回:23.3万件←23.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:147.6万人(予想:142.0万人、前回:147.4万人←147.6万人

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/10-12月期非農業部門労働生産性改定値