2022年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を有するセントルイス連銀のブラード総裁はウクライナロシア情勢と米国経済の直接的な関係は最小限にとどまるとの考えで、7月1日までに米連邦準備制度理事会(FRB)が100bp利上げすることを望んでいると繰り返した。

ウォーラー理事も、経済の過熱が示されれば3月FOMCで50ベーシスポイント利上げの論拠を強めるとの見解を示している。

米10年債は1.99%まで上昇し、再び2%を目指す展開となった。ドル買いも強まり、ドル・円は115円69銭まで上昇し高値を更新。ユーロ・ドルは1.1267ドルの高値から1.1247ドルへ反落した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル底堅い、FRBの利上げ観測、ウクライナ情勢の影響は限定的