15日の米国市場ではNYダウが385.25ドル高の35927.43、ナスダック総合指数が327.94pt高の15565.58、シカゴ日経225先物が大阪日中比395円高の28865円。16日早朝の為替は1ドル=114.10-20円(15日午後3時は113.72円)。注目された米連邦公開市場委員会
(FOMC)では想定通り量的緩和縮小(テーパリング)ペースが2倍に引き上げられたほか、来年の利上げ回数については3回が示唆されたが、利上げは経済の回復ペース次第と柔軟さを持たすことが示されたこともあり、概ね想定内の結果と捉えられた。米株市場ではハイテク株を中心に引けにかけて大幅高となっており、東京市場でもソフトバンクG<9984>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、エムスリー<2413>などハイテク株に買いが先行しよう。また、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の急反発を刺激材料に東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>などの半導体関連株の大幅高も予想される。さらに、対ドルでの円安進展を追い風にトヨタ自<7203>、デンソー<6902>の大幅続伸も期待できそうだ。 <FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:東エレクやトヨタ自などに注目