米国の11月小売売上高は前月比+0.3%となった。伸びは10月+1.7%から予想以上に鈍化。

一方で同時刻に発表された12月NY連銀製造業景気指数は31.9。11月30.9から低下予想に反し上昇した。

高インフレや供給不足で、消費が前倒しされた可能性もある。小売り売上高の結果に米国債相場は堅調。10年債利回りは1.436%まで低下した。ダウ先物は32ドル安。

外為市場ではドル売りが先行し、ドル・円は113円90銭付近から113円80銭まで反落。
ユーロ・ドルは1.1256ドルから1.1273ドルまで上昇した。

【経済指標】
・米・11月小売売上高:前月比+0.3%(予想:+0.8%、10月:+1.7%)
・米・12月NY連銀製造業景気指数:31.9(予想:25.0、11月:30.9)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 【市場反応】米11月小売売上高、予想下回る、ドル売り優勢