日経平均は大幅続伸した。上昇2日目の5日線を上放れ、終値は11月16日高値から12月3日安値の半値戻し28774.77円を突破し、新値三本足が陽転。ローソク足はマド空けを伴って下ヒゲを伸ばす陽線を描き、強い上昇圧力を窺わせた。一目均衡表では株価が雲下から雲中に上昇して三役逆転下の弱気形状を解消し、相場の局面は弱気からもみ合いへ移った格好。ただ、節目の29000円前後には、200日線(28903.63円)や75日線(29010.43円)、25日線(29069.09円)、一目均衡表の雲上限(9日は28910.16円)などが集中しており、ここからは一旦もみ合いに入るシナリオに留意したい。

<NH>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅続伸、直近急落の半値戻しと新値足陽転達成