週明け11月1日の米国市場ではNYダウが94.28ドル高の35913.84、ナスダック総合指数が97.53pt高の15595.92といずれも史上最高値を更新し、シカゴ日経225先物は大阪日中比20円高の29570円と小幅高。2日早朝の為替は1ドル=114.00-10円(昨日午後3時は114.23円)。本日の東京市場では、景気敏感株を中心に買われ、主要株価3指数が揃って史上最高値を更新した米株式市場を好感し、コマツ<6301>、住友鉱山<5713>、信越化学<4063>などが買われそうだ。また、原油先物価格の上昇を追い風にINPEX<1605>、石油資源開発<1662>なども堅調に推移しよう。さらに、半導体関連株が総じて強く、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅高となったことを手掛かりに、前日急伸した東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などもしっかりとした動きが期待できそうだ。昨日大引け後の業績開示銘柄ではデクセリアルズ<4980>、ヒロセ電機<6806>、TDK<6762>、京セラ<6971>、西日本FH<7189>、日新<9066>、タナベ経営<9644>などに注目。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:デクセリアルズや京セラなどに注目