本日のマザーズ先物は続落が予想される。12日の米国株式市場は8月求人件数が年初来初めて減少したため雇用回復への懸念に、寄り付き後、下落。インフレ指標発表を今週控えていることや、FRBのクラリダ副議長やボスティック米アトランタ連銀総裁が11月の資産購入縮小を支持する考えを示したため金利先高感が重しとなり下げ幅を拡大、ナスダックも下落した。本日のマザーズ先物は、米国市場やナイトセッションが下落した流れを引き継ぎ、続落でのスタートが予想される。国内では、岸田首相がマイナカードに3万円付与を検討と発言したことで、メルカリ<4385>などEC関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、昨日に下げ止まりした5日線近辺を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1114.0pt、下値のメドは1040.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続落 、マイナカード3万円が下支え要因、5日線近辺の維持が争点