28日午前の東京市場でドル・円はじり高となり、110円後半から111円10銭台に浮上した。前日海外市場では節目付近の売りに押されたが、本日アジア市場で中国や香港の株高を好感した円売りで、ドルは一時111円18銭まで上昇。ただ、米金利高は一服し、ドル買いは仕掛けづらい。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円94銭から111円18銭、ユーロ・円は129円76銭から130円00銭、ユーロ・ドルは1.1685ドルから1.1700ドル。

【要人発言】
・日銀金融政策決定会合議事要旨(7月15-16日開催分)
「原材料価格の上昇で国内企業物価は上昇しているが、消費者物価への波及は現時点で限定的」(複数の委員)
「感染症拡大で日本経済の本格回復は展望レポート時点よりやや後ずれ」(同)

【経済指標】
・豪・8月小売売上高速報値:前月比-1.7%(予想:-2.5%、7月:-2.7%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はじり高、111円台に浮上