NY外為市場でポンド買いが一段落した。インフレ急加速で、来年2回の利上げが織り込まれポンド買いが加速したのち、ジョンソン首相の内閣改造発表後は買いが一段落した。

ポンド・ドルは1.3793ドルから1.3854ドルまで上昇後、1.3831ドルで伸び悩んだ。ポンド円は150円83銭から151円47銭まで上昇後、151円30銭で推移。ユーロ・ポンドは0.8558ポンドから0.8529ポンドまで下落後、0.8537ポンドで推移した。

新型コロナ流行やアフガン撤退の対応を巡り支持率低下に対処するため、ジョンソン首相は内閣改造を発表。アフガニスタンで、タリバンに権力が移行する中、休暇中で、危機を巡る対応に批判が強まっていたラーブ外相を降格させた。後任にトラス国際貿易相が就く。スナック財務相は残留となる。

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ポンド買い一服、ジョンソン英首相が内閣改造を発表