日経平均は172円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。新型コロナ感染拡大による経済への悪影響や、自民党総裁選、衆院選などを絡めた政治の先行き不透明感に加え、今晩開かれるジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言内容への警戒感や、アフガニスタンの首都カブールの国際空港周辺での爆発を受けた地政学リスクの高まりも意識され、株価の重しとなった。一方、このところ日経平均は上値が重いものの、昨日までの3日間は27700円台で取引を終えており、市場では下値の堅さが意識され、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は172円安、寄り後はもみ合い