19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円52銭から109円84銭まで上昇して、109円78銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数は予想以上に減少し、パンデミック以降で最小となったため、早期の緩和縮小を織り込むドル買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1704ドルから1.1673ドルまで下落して1.1678ドルで引けた。ユーロ・円は128円14銭から128円46銭のレンジで上下に振れた。ポンド・ドルは1.3694ドルから1.3632ドルまで下落した。英国のインフレの低下で早期引き締め観測を受けたポンド買いが後退。ドル・スイスは0.9163フランから0.9191フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米新規失業保険申請件数の減少でドル堅調