日経平均は162円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で、ダウ平均とS&P500が連日で過去最高値を更新した流れを引き継いだ。また、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好決算銘柄への物色意欲が株価支援要因となった。一方、新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の正常化が遅れるとの懸念が株価の重しとなった。また、昨日までの2日間、日経平均が28100円近辺で戻り売りに押される展開となったことから上値の重さが意識されたことに加え、日経平均が昨日までの4日続伸で500円近く上昇したことから短期的な利益確定売りも出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は162円高、寄り後は堅調