東京外為市場でドル・円は1ドル=109円80銭台で推移。格付け会社の米S&Pは、中国の大手不動産開発の中国恒大集団と子会社をBマイナスからCCCに2ノッチ格下げしたとロイターが報じている。同社の格下げは7月26日にも行われているが、資金繰りが以前の予想以上に悪化していることで、再度の格下げとなったもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が69.07円高と後場に入り横ばいでの値動きで推移している。午前は前日終値近辺での方向感の無い値動きとなったが、後場に入り、一層と膠着感が強まっているもようだ。指数に寄与度の高い銘柄の値動きが小幅にとどまっており、相場に方向感が出にくいようである。

<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル109円80銭台、S&Pが中国大手不動産を格下げ