商務省が発表した5月卸売在庫改定値は前月比+1.3%と、予想外に速報値+1.1%から上方修正された。伸びは1月来で最大。一方、5月卸売売上高は前月比+0.8%。伸びは予想を下回りマイナスとなった2月来で最小となった。4月分は+0.8%から+1.1%へ上方修正された。売上高在庫比率は1.23と、4月の1.22を上回った。

予想を上回った卸売在庫受け、米国債相場は続落。10年債利回りは1.35%まで上昇した。ドル・円は109円93銭から110円25銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1865-70ドルで伸び悩んだ。

【経済指標】
・米・5月卸売在庫改定値:前月比+1.3%(予想:+1.1%、速報値:+1.1%)
・米・5月卸売売上高:前月比+0.8%(予想:+1.1%、4月:+1.1%←+0.8%)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル・円一段高、米5月卸売在庫改定値が予想外に上方修正