本日のマザーズ先物は続落が予想される。6日の米国株式市場は連休明け発表された6月の経済指標が予想を下回ったため、景気回復ペースの鈍化懸念が浮上し、寄り付き後、下落した。また、OPECプラスの会合で増産の合意が出来ずに終了したため、原油高も回復の障害になるとの懸念が強まり一時下げ幅を拡大。しかし、引けにかけては売りが一服した。金利低下で、ハイテク株は小幅上昇し、ナスダックは連日で史上最
高値を更新。本日のマザーズ先物は、米国市場でダウが下落し、ナイトセッションが小幅安した流れを引き継ぎ続落でのスタートが予想される。国内では、大手銀行が税収納の電子化でコスト圧縮との記事を日本経済新聞が報じている。このことから、メルペイを運営するメルカリ<4385>など、スマホ決済関連銘柄の思惑が高まり相場を下支えすることが期待されよう。日足チャートではナイトセッションで25日線を割り込んでおり、日中取引では25日線を維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1171.0pt、下値のメドは1130.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続落、25日線の攻防が続く