30日午前の東京市場でドル・円は110円50銭近辺で推移。この後の欧米市場で発表される米国、ユーロ圏の雇用やインフレ関連指標に対する市場の関心は依然として高いようだ。そのため、アジア市場における主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円44銭から110円60銭、ユーロ・円は131円46銭から131円66銭で推移、ユーロ・ドルは1.1895ドルから1.1906ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値73.58ドル 安値73.36ドル 直近73.49ドル

【売買要因】
・米インフレ上昇は一時的との見方
・2022年後半に米利上げ開始との見方
・米国のインフラ投資計画への期待

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円台半ばで推移、動意薄の状態が続く