20日午前の東京市場でドル・円は失速し、109円前半でやや値を下げる展開となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け資産買入れの段階的縮小(テーパリング)観測が広がりドルへの買いが強まったが、アジア市場では買い一服。また、日本株安で円買いも観測される。


ここまでの取引レンジは、ドル・円が109円09銭から109円31銭、ユーロ・円は132円85銭から133円09銭、ユーロ・ドルは1.2169ドルから1.2185ドル。

【経済指標】
・日・4月貿易収支:+2553億円(予想:+1477億円、3月:+6622億円)
・日・3月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比+3.7%(予想:+5.0%、2月:-8.5%)
・豪・4月失業率:5.5%(予想:5.6%、3月:5.6%)
・豪・4月雇用者数増減:-3.06万人(予想:+2.00万人、3月:+7.70万人←+7.07万人)

【要人発言】
・S&P
「ニュージーランドは他の先進国よりも早く回復している」
「NZの格付けは金融政策の柔軟性や経済的な富、健全な制度を反映」


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は失速、米議事要旨後のドル買いは一服