午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円40銭台で推移。IMFのゲオルギエワ専務理事は、特別引き出し権であるSDRを6500億ドルに増強する正式な提案を6月までに行う考えを示したとロイターが報じている。このSDRの配分によりIMF加盟国にへのコロナ対策やワクチン調達などの支援となるもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が530.06円と寄り付きから下げ幅を拡大して午前の取引を終了した。米国市場の下落や、米中や米ロの対立懸念など、地政学リスクの高まりが嫌気されているもようだ。また、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が2700円安で97円のマイナス寄与度、ソフトバンクG<9984>が346円安で74円のマイナス寄与度となり、相場の重しとなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル108円40銭台、日経平均は大幅安、IMFがSDR増強の正式案を6月に提示