24日午前の東京市場でドル・円は、108円50銭台で推移。米長期金利の低下や株安を警戒してリスク選好的なドル買い・円売りは縮小している。ウイグル自治区における人権問題を巡って欧米諸国が中国に厳しい対応を見せていることも嫌気されているようだ。中国本土株式は続落の可能性があることから、ドル・円の上値は重くなりそうだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円50銭から108円64銭で推移、ユーロ・円は128円44銭から128円77銭で推移、ユーロ・ドルは1.1836ドルから1.1853ドルで推移している。

・NY原油先物(時間外取引):高値57.80ドル 安値57.29ドル 直近57.63ドル

【売買要因】
・欧米と中国の対立は長期化の可能性
・日本銀行は10年金利の変動幅を上下0.25ポイント程度に設定
・米国の量的緩和策は長期間維持される可能性

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は108円台半ばで推移、中国株安を警戒