日経平均は304円安(9時10分現在)。米国株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。欧州での新型コロナ感染再拡大に対する警戒感に加え、国内でも東京都が飲食店などに要請している営業時間の短縮について4月も継続する方向で検討していると報じられるなど、新型コロナによる足元経済への悪影響が懸念され、株価の重しとなった。一方、日経平均が昨日までの3営業日続落で1200円を超す下げとなったことから自律反発狙いの買いが入りやすく、また、配当取りの買い需要も株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は軟調に推移している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は304円安、寄り後軟調