午前の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円60銭台で推移。中国の規制当局が、中国の電子商取引のアリババグループが独占的行為を犯した容疑で、過去最高額となる制裁金を検討中とウォールストリートジャーナルが報じている。また、当局はアリババがオンライン小売業以外の資産売却も検討しているもようだ。

一方、東京株式市場は日経平均が162.43円と寄り付きから上げ幅を拡大している。日本国債10年の利回りが前日比+0.005の0.105%と長期金利の値動きが落ち着きを取り戻したことや、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が230円高、東京エレクトロン<8035>が1670円高していることが、相場を下支えしているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:1ドル108円60銭台、中国・アリババに過去最高の制裁金検討