NY外為市場では米債利回りの急伸に伴いドル買いが優勢となった。ドル指数は2018年3月以降3年ぶり安値89.21から89.71まで回復。ドル・円は102円90銭から103円44銭まで上昇し12月30日来の安値を更新した。ユーロ・ドルは1・2340ドル付近から1.2266ドルまで下落。ポンド・ドルは1.3630ドルから1.3540ドルまで下落した。

民主党が政権、議会で圧倒的多数を占めるブルーウェーブによる米国の財政拡大政策を織り込み米国債相場は下落。米10年債利回りは1.05%と、昨年3月来の1%を回復した。ダウ平均株価は500ドル超高で推移した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル上昇、米10年債利回り1%台回復