6日午前の東京市場でドル・円は、102円80銭近辺で推移。米国株式先物は下げており、日経平均は反落しているが、米国の政治不安に対する警戒感は消えていないことから、リスク回避目的の円買いは縮小しているようだ。ただし、日本(首都圏)における緊急事態宣言の発出が警戒されており、リスク選好的な円売りの興味がただちに強まる状況ではないとの見方も少なくない。ここまでの取引レンジは、ドル・円は102円59銭から102円82銭で推移。ユーロ・円は126円14銭から126円47銭で推移、ユーロ・ドルは1.2281ドルから1.2325ドル。

・NY原油先物(時間外取引):高値49.86ドル 安値49.72ドル 直近49.78ドル

【売買要因】
・新型コロナウイルスの変異種の感染拡大
・英国と欧州連合(EU)による自由貿易協定の暫定発効
・米国の政治不安

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は102円82銭まで戻す、リスク回避の円買い縮小