NY外為市場でポンドはジョンソン英首相の演説待ちで戻りが鈍い。ポンド・ドルは1.3640ドルから1.3542ドルまで下落したのち、1.3560ドル前後の安値圏でもみ合った。ロンドン市場では良好なPMIを受けて、2018年5月来の高値である1.3705ドル近辺まで上昇していた。

ポンド円は140円60銭から139円70銭まで下落後、139円87銭でもみ合い。ユーロ・ポンドは0.9049ポンドまで上昇後、0.9033ポンドで伸び悩んだ。

新型コロナウイルス変異種感染の拡大で、英国は第3弾の全国的なロックダウンを導入する見通しとメディア各社が報じている。状況の悪化から、同国の医療関係者は警戒水準をレベル5に引き上げるよう要請しているようだ。

英国のジョンソン首相は現地時間午後8時(日本時間5日午前5時)にウイルス危機に関する演説を行い、規制を発表する模様。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ポンド戻り鈍い、規制強化による景気悪化懸念_