23日の東京市場でドル・円は弱含み。朝方に103円65銭を付けたものの、リスク選好的なドル買いは拡大せず、午後の取引でドル売り・円買いの興味が強まる展開となった。ドル・円は103円36銭まで下落した。トランプ米大統領は上下院を通過した経済対策法案に署名しない可能性があるとの一部報道などが嫌気されたようだ。日経平均株価は88円高で取引を終えており、中国本土株式はやや強い動きを見せているが、ドルの上値は次第に重くなった。
・ユーロ・円は125円94銭から126円17銭まで戻した。
・ユーロ・ドルは1.2154ドルから1.2201ドルまで買われた。

・17時時点:ドル・円103円35-45銭、ユーロ・円126円00-10銭
・日経平均株価:始値26,580.43円、高値26,585.21円、安値26,414.74円、終値26,524.79円(前日比88.40円高)

【要人発言】
・日銀金融政策決定会合議事要旨
「大方の委員は3つの柱の金融緩和、所期の効果発揮」
「必要なら躊躇なく追加措置講じるとの認識で一致」
・加藤官房長官
「英国からの入国者への水際対策を強化」

【経済指標】
・特になし

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル反落、リスク選好的なドル買いは拡大せず