本日のマザーズ先物は反発が予想される。15日の米国市場は、製薬会社ファイザーに続き、バイオ、モデルナ開発の新型コロナウイルスワクチンの安全性や有効性がFDAにより確認され緊急使用が今週中に許可されるとの期待に寄り付きから上昇。その後、与野党の指導者が予算に加え追加経済対策を巡り協議することが明らかになり合意成立への期待感に上げ幅を拡大した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは続伸した。本日のマザーズ先物は、米国市場が大幅上昇したことやナイトセッションがプラス圏で取引を終了したことから、反発でのスタートが予想される。EUが巨大IT企業の包括規制案で自社優遇を違法にし、違法コンテンツへの対応を義務化すると日本経済新聞が報じている。この流れが日本にも波及する可能性があり、弁護士ドットコム<6027>やFFRI<3692>など、法務関連銘柄やセキュリティ関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。本日の上値のメドは1197.0pt、下値のメドは1120.0ptとする。
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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、EUの包括規制案が下支え