NY外為市場でポンドは底堅く推移した。英国が欧州連合(EU)と自由貿易協定(FTA)で合意なく離脱する可能性が高まっているが、一部ではかすかな合意期待も存続しているようでポンドを支えた。アイルランドのバラッカー副首相が通商交渉で合意にいたる可能性はまだあるとラジオインタビューで言及。こういった交渉では、土壇場で合意するケースが多いと前向きな考えを示した。

ポンド・ドルは1.3220ドル、ポンド円は137円46銭で方向感を探る展開となった。

<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ポンド底堅く推移、一部で通商交渉合意にかすかな期待も