10日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、104半ばに浮上した。英国と欧州連合(EU)との通商協議で合意は持ち越しとなったが、最終的な合意を見込んだクロス円の上昇がドル・円を押し上げた。ただ、日経平均株価の軟調地合いで、日本株安を嫌気した円買いは根強い。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円20銭から104円45銭、ユーロ・円は125円86銭から126円27銭、ユーロ・ドルは1.2076ドルから1.2090ドル。

【経済指標】
・日・10-12月期法人企業景気予測調査・大企業全産業景況判断指数:2.0(7-9月期:2.0)
・日・11月国内企業物価指数:前年比-2.2%(予想:-2.2%、10月:-2.1%)

【要人発言】
・ジョンソン英首相
「合意は英国の独立と主権を尊重する必要。状況は依然として困難」
・中国商務省
「豪州産ワインの輸入で、一時的な反補助金の相殺関税措置を発動」



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はしっかり、クロス円がけん引