4日の東京市場でドル・円は上げ渋り。米大統領選で共和党のトランプ氏が予想外に善戦。民主党のバイデン氏勝利の観測が弱まり、ドルはリスクオフの買いにより104円37銭から105円34銭まで値を切り上げた。その後は様子見ムードで、再び104円台に失速。

・ユーロ・円は123円07銭から122円04銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.1770ドルから1.1603ドルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円104円90-00銭、ユーロ・円122円30-40銭
・日経平均株価:始値23,619.58円、高値23,801.88円、安値23,505.78円、終値23,695.23円(前日比399.75円高)

【要人発言】
・黒田日銀総裁
「必要とあれば追加的な措置をちゅうちょなく講じていく」
「値下げにより需要喚起を図る行動は広範化していない」
・日銀金融政策決定会合議事要旨(9月16-17日分)
「3本柱で企業などの資金繰り支援と金融市場の安定維持に努めるのが適当」(大方の委員)
「企業金融面へのストレスはかかり続けるとみられ、金融市場も感染症の帰すうにより再び大きく不安定化しうる」(1人の委員)

【経済指標】
・日・10月マネタリーベース:前年比+16.3%(9月:+14.3%)
・豪・9月小売売上高:前月比-1.1%(予想:-1.5%、8月:-4.0%)
・中・10月財新サービス業PMI:56.8(予想:55.0、9月:54.8)





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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上げ渋り、米大統領選の開票際業を注視