30日の日経平均は5日続落し、心理的な節目の23000円を下回った。ローソク足は胴体の長い大陰線を引いてほぼ安値引け。25日線は下降を開始し、短期的な下落局面入りを示唆している。日足の一目均衡表ではローソク足が雲中に沈んだほか、転換線がわずかに下降に転じた基準線を下回った。また、遅行線が弱気シグナル発生を開始し、三役好転後の強気形状が大きく崩れた。TOPIXや東証1部単純平均では雲下限割れを窺う位置で大引けを迎えており、目先は一段安リスクに留意が必要となろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日続落、25日線下降し三役好転終了