28日午前の東京市場でドル・円は104円30銭台で推移。今のところ、欧米株安を嫌気したリスク回避的な円買いは増えていないようだ。日経平均は181円安で推移しており、下げ幅はやや縮小。ただし、欧米諸国におけるウイルス感染増加は世界経済にかなりの影響を与える可能性があることから、リスク選好的な円売りがすみやかに拡大する可能性は低いとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円28銭から104円36銭、ユーロ・ドルは1.1744ドルから1.1756ドル、ユーロ・円は122円51銭から122円65銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米追加経済救済策成立は大統領選挙後となる可能性
・ウイルス感染拡大で欧米経済見通しは不透明

・NY原油先物(時間外取引):高値37.76ドル 安値37.35ドル 直近値37.63ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は104円30銭台で推移、株安は一服