15日のマザーズ先物は前日比32.0pt安の1316.0ptとなった。なお、高値は1340.0pt、
安値は1303.0pt、取引高は9114枚。本日のマザーズ先物は、米国市場が軟調な推移となったことや、ナイトセッションが小安く取引を終えた流れを引き継ぎ反落でのスタートとなった。現物株の寄り付き直後は、金融庁が金融機関の行政手続きを21年度に完全に電子化すると日本経済新聞が報じたことで、デジタル行政関連銘柄が強含みして相場を下支えしていたが、時価総額上位のAIinside<4488>などが値を消したことで売り圧力が強まりマザーズ先物は下げ幅を拡大した。また、新型コロナワクチンの実用化が再来年と報じられたアンジェス<4563>も大幅安となり相場の重しとなった。これらのことで、マザーズ先物はナイトセッションでは限月高値を更新したものの、高値警戒感から利食い売りに押され本日の安値圏で取引を終了した

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:反落、高値警戒から利食い売りに押される