24日の日経平均は続落した。ローソク足は下降中の5日線下で陰線を引き、終値は25日線を下回り、短期的な下落圧力の強さを窺わせた。ボリンジャーバンド(25日ベース)では一時-1σを下回り、9月14日の+2σ突破を直近ピークとする調整圧力が鮮明になった。しかし、RSI(14日ベース)は48.45%とほぼ中立圏中央で終了して売り買いの拮抗状態を示唆。大引けでは日経平均採用225銘柄の6割超に相当する142銘柄が25日線を下回ったが、東証1部全体では69.1%が25日線上方にとどまっている。このため、東証1部全体では依然として買い手優勢の地合いが継続しているとみられ、本日は対TOPIXでの日経平均の割高調整の範囲内の下落と位置付けられよう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、終値25日線割れ