10日午前の東京市場でドル・円は106円18銭近辺で推移。欧米株高を意識したリスク選好的な円売りは増えていないようだ。仲値時点のドル需要はやや多かったようだ。中国本土の株式市場の動向が注目されており、下落した場合、日経平均の上げ幅が拡大しても、リスク選好的な円売りは縮小する可能性があるとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円16銭から106円22銭、ユーロ・ドルは1.1801ドルから1.1815ドル、ユーロ・円は125円29銭から125円51銭。

■今後のポイント
・新型コロナウイルスのワクチン・有効治療薬の開発競争は加速する可能性
・米中対立の長期化懸念
・米低金利政策の長期化予想

・NY原油先物(時間外取引):高値37.96ドル 安値37.69ドル 直近値37.75ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は106円台前半で推移、日経平均は155円高