本日のマザーズ先物は続伸が予想される。3日の米国市場は、政府の2兆ドル規模の追加財政策がいずれ成立するとの期待から、上昇して寄り付いた。7月ISM製造業景況指数が予想以上の改善を示したほか、ハイテク株が引き続き牽引し、上げ幅を拡大する展開となり取引を終了した。ナスダック総合指数は過去最高値を更新。本日のマザーズ先物は好調な海外市場や堅調なナイトセッションの流れを引き継ぎ続伸が予想される。国内では、お盆の旅行や帰省について、政府が必ずしも反対するわけでないと、玉虫色の判断を示したことで、旅行関連など内需関連銘柄には一定の下支え要因となることが予想される。また、日本通運<9062>が決算業務にクラウドサービスを導入し自動化を推進すると発表したことで、同業他社や関連企業にもこの動きが広がるとの期待感から、時価総額上位銘柄の弁護士ドットコム<6027>やフリー<4478>などクラウド関連が注目を集め相場をけん引することが期待される。上値のメドは974.0pt、下値のメドは940.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:続伸、クラウド関連がけん引期待