本日のマザーズ先物は、反発が予想される。8日の米国市場は。ハイテク株が押し上げた形で上昇で寄り付いた。ウイルス感染の再拡大が経済委回復を遅らせるとの懸念や米国政府がTikTokを含む中国製アプリの禁止を検討していることなど、米中立深刻化への懸念が強まり下落に転じる局面もあった。しかし、ハイテク株の上昇が終始下値を支え引けにかけては大きく上昇した。通信ハイテク株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は好調な海外市場や堅調なナイトセッションの流れを引き継ぎ反発が予想される。国内では、九州や中部地方の大雨被害の拡大が一服したとの見方からリスクセンチメントの改善が予想される。また、昨日に政府と経済4団体が脱ハンコへ共同宣言を出したことで、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>など電子政府関連銘柄が先物を押し上げることが期待されよう。上値のメドは982.0pt、下値のメドは947.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:反発、脱ハンコ共同宣言に期待